インドネシア・ルピアに対しても円安

9月7日記事「為替相場は変動する」で、高校で留学のためアメリカに入国した1977年7月は1ドル約270円だったのに、帰国時の1978年7月は1ドル約180円で、残っていたドルで戻せる円が激減したと書きました。
もしやと思って、9月末でインドネシアに帰国する留学生さんに「円はルピアに対しても値下がりしている?」と尋ねたら、案の定でした。
「みるみる円の価値が下落してしまって、帰国するときにこれ以上下がってないことを祈るばかり。」
とのこと。一部かもしれませんが、円は開発途上国の通貨に対しても下げているのですね。

コロナが収まって「バリ島へハネムーン」と思っていたのに円安で行けなくなった、なんてことが起こるかもしれません。
留学生さんには、「また日本に来ることがあるかもしれないから、一部は円のまま持っていてもいいんじゃない?為替は変動するものだから、長期的・総合的な視点で考えるのがいいと思う。」とお伝えしました。

図の出典は下記です。

為替グラフ インドネシア・ルピア/円 | 東京海上アセットマネジメント