LGBTの僧侶

夕食を作りながらBBCを聞いていたら、様々な宗教や国のLGBTの方達が現状を議論する特集が流れていました。ユダヤ教のラビやイスラム教の国ではLGBTは男性でも大変苦労すると語られる中で、仏教の僧侶と紹介された日本人男性が「私は浄土宗の僧侶だが、浄土宗は誰でも救われると説いていて、LGBTも例外ではない。」と話していました。英語が流暢なだけでなく理路整然としていたので、この人は理系か?と思ってネットで調べたら、芸術系でした。アメリカで様々に議論をふっかけられて、鍛えられたのかもしれません。

いわゆるエリート層の大部分が国内でしか過ごしていない、いわば「井の中の蛙」状態の今の日本ですが、自らの意志で高校や大学から海外に出て勝負した上で日本の良い点を見いだせる若者世代がいる限り、あながち捨てたモノではないのかもしれないと思いました。