コロナ後遺症、実は深刻な病気かも

昨日のEテレ「ドキュランドへようこそ」のタイトルは「生きる “難病”に光をあてる」。 何のことやらですね。原題はThe Mysterious illness - Living with ME/CFSで、ドイツで製作されました。

ME/CFSは筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の略語です。ある日突然原因不明の激しい全身倦怠感に襲われ、それ以降強度の疲労感と共に、微熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、脱力感、思考力の障害、抑うつ症状などが長期にわたって続く病気で、発症メカニズムは不明、根本的な治療法もありません。

番組ではいわゆる「コロナ後遺症」として、若者にME/CFSが広がっている可能性を指摘していました。日本も同様だとしたらと、学生を指導しているので心配になりました。それでネットで「ME/CFS コロナ」で検索して、下記を見つけました。

第204回国会 新型コロナウイルス感染症と筋痛性脳脊髄炎の研究に関する請願

厚生労働省の回答には、現状も対策も書かれていません。せめて実態把握だけはやっていただきたいと思いました。