うちの庭は果物と野菜だけでなく、四季それぞれ花材が得られるように花も植えています。一年草は毎年の種まきが面倒なので(野菜ならともかく)、花樹と球根植物で構成されています。
球根植物のひとつがユリで、特にこのユリは環境が合っているらしく、植えた所で3倍に増殖して6本になりました。
昨年の秋には地上にムカゴが無数についていました。
球根の20分の1くらいのサイズでしたが、ネットでは翌年に開花したとの報告があったので、植木鉢に植えて冬越ししました。
春には芽が出たので親ユリと同じ南側の花壇だけでなく、北側の日当たり最悪の花壇(ゆえに何も植えずに空いていた、真下の写真)や、手狭な鉢に植えてみました(その次の写真)。どちらもつぼみがつきました。
ユリは好きなのでこれまで6品種植えましたが、残っているのは半分の3品種。そのうち、ここまでどこでも咲いてくれるのはこの品種だけです。庭のどういった環境がこの品種にマッチしているのか分かれば、他の品種を維持する術も見えてくるかもしれません。定年後は庭いじりだけでも、いろいろ研究テーマが出てきそうです。今の職場は全然居心地が悪いので、定年後がとても楽しみです。