沖縄の豪雨

今の日本よりかなり暖かかった(そして夏はおそらく暑かった)時代が最近1万年以内にあったことは地学の基礎知識ですが、そういった時は表面海水温も高く、太平洋側の沿岸域で豪雨が発生していたかもしれないとの解説は記憶にありません。

http://quaternary.jp/QA/answer/ans010.html

このところ九州での初夏から夏の豪雨被害が目立っていますが、今日は沖縄県で記録的短時間大雨情報が発表されました。

温暖化した時期の一定低緯度地域では、海風が斜面を昇る地形構造の地域で豪雨被害が頻発していた可能性があるという観点から地層の歴史を読み解けば、縄文遺跡の数が東日本の方が圧倒的に多い一因になるのかもしれないません(巨大噴火も一因かも)。
文字による記録が無い時代に何が起こっていたかを解明できるのが地学ですから、温暖化対処策に地学による復元情報は必須だと思います。