広島の学会に行って来ました。
私は食が細いことから食の関心は防毒以外はあまりなかったのですが、グルメだった父が認知症が進むにつれて食にこだわらなくなったことから、グルメにこだわる努力は認知症予防になるかもと思うようになりました。それで今回は、予め食べに行きたいお店やお惣菜をリスト化しておきました(こういった情報収集は、認知症が進んだ時点の父には難しかったろうと痛感)。
2日目と3日目はナイトセッションが無く、18時で閉会。それで2日目は会場から徒歩20分の鉄板焼き屋に行きました。普段は超混雑するそうですが、19時前は空いていていました。
注文してすぐに出てきたのが「コウネ刺」。牛肩バラ肉の刺身です。脂が全然くどくなく、どうして全国でこの食べ方が広まらないのかと思いました。牛肉がこれほどおいしく思ったのは、子供の頃に初めて松坂牛を食べて以来です。
次に出たのがウニクレソン。クレソンを切らしていてホウレンソウクレソンでしたが、ウニとの相性の良さや、ちょっと火を通すことで引き立つ磯の風味を楽しみました、
最後が野菜のお好み焼き。看板メニューは「蕎麦入りお好み焼き」ですけど、私の炭水化物摂取限度を超えるので断念したのでした。実際、蕎麦抜きでも、やや食べ過ぎ状態でした。目の前の大きな鉄板からとりわけるので時間が経ってもさめることなく、また焦げることもありませんでした。用心して当初はマヨネーズを控え、食べきれる目処がついてからかけました。大阪のよりあっさりしたマヨでした。逆にソースは大阪より濃い口でした。
大満足で30分歩いてホテルに戻りました。以前に広島で参加した学会の会場は広島大学だったので、広島市中心部にこれほど川が多いことに気づきませんでした。ビルが並ぶ市街地でも、水辺があると安らげる気がします。