更年期だから?歳だから?

4月頃から午後には倦怠感が出てきて、留学生との英会話が思うように話せなくなりました。
夏には症状がさらにひどくなり、日本語も適切な単語が思い浮かばなくなったので、脳脊髄液減少症(または脳脊髄液漏出症)の再発ではないかと、主治医の先生に診ていただきました。
MRIの結果は、前回の2015年とほとんど変わっていないそうです。
それでも再発の可能性を確認する方法として、500mLの点滴を50分と流量高めでやって、症状が改善するかを試しました。
結果は劇的で、モヤがかかっていたようで老眼鏡でも見えにくかった文字が、くっきり見えるようになりました。脳もスッキリした感じです。何より違いが明確だったのは、ゆっくりしか歩けなかったのに本来の大阪人らしいせかせかした歩き方になり、階段も軽やかに上れました。
実は点滴を早めに入れると体調がよくなることは、今となってはなぜ知っているか忘れたのですが、ブラッドパッチで最悪状態から脱した後も、別件で入院して点滴される度に看護師さんの目を盗んで早めに落として、落ちてからしばらくしてからナースコールしていました。
久しぶりに血管に流速を感じる液体流入を感じて、「コレだよ、コレ!」と思いました。
明日からはこういった状態のどれがいつまで続くかを経過観察です。
それが終わったら、最悪期を脱してからやめてしまったアミノサプリ摂取を再開したいと思います。
交通事故で脳脊髄液減少症になったときは、まだこの病気が医学会では知られておらず、「更年期でしょう。」と様々な診療科で言われました。当時37歳でした。
今は60代半ばです。もしかしたら高齢になってからこの病気になって、「歳だから。。」と諦めている人も多いのではないかと思いました。