日本の大都市の多くは下流域にあり、下流域では水田にまかれた農薬が混入した河川水を水道原水に使用している割合が高いです。
なので地下水利用に切り替えることは可能か検討していたところ、水環境学会誌47巻2号の巻頭言で「日本地下水学会HPには、わが国における177の地下水盆・地下水区が示されている。全国の主要な地下水盆はこれでほぼ網羅されている。」と書かれているのを見つけました。
その日本地下水学会のホームページを確認したところ、「当データベースは、地域の地下水に関する資料等の情報を提供するものですが、その全てを網羅するものではありません。また、紹介した資料等の正確性、有用性、安全性等については、いかなる保証を行うものでもありません。」とありました。
そう言うしかないですよね。地下水盆・地下水区が確定的に分かっているなら、例えばPFAS汚染がどこまで広がっているのか、予測できるはずですから。