虚ろな言葉が飛び交ってる。。

マスコミでは自民党と民主党の代表選挙を常に報道していて、レバノンのポケベル爆発事件の続報などを知りたい私は辟易しています。
中でも民主党の代表選では某候補者が「女性」を前面に出しています。それ自体の是非は問いませんが、誤解を招く発言はしない方がよいのではと、同じ女性としてハラハラしています。
例えば下記ニュースは、実際に某候補者がその通りに話しているのを確認しました。

「日本が変わる時、それは野党の女性党首が誕生した時だ」
私が26歳だった1986年に憲政史上初の女性党首として、土井たか子さんが社会党委員長になりました。彼女が率いる社会党に対して、他の野党(公明党と民社党)は距離を置き、自公民路線になりました(ウィキペディア「土井たか子」に記載されています)。
某候補者は1972年生まれだそうで、土井氏が党首になったときは14歳。その頃を覚えていても良さそうですが、たとえ忘れたのだとしても、今年になって共産党で初めて女性が党首になったことも忘れているのでしょうか。それとも彼女にとって「野党=民主党だけ」なのでしょうか。だとしたら、あり得ない思い上がりに聞こえると思います。
なおこの代表戦に立候補している野田氏・枝野氏は原発事故時に与党の重鎮で、原発を廃止できる最大の好機だったのに何もできませんでした。
私は共産党の支持者ではありませんが、当時の民主党が、今に至る道筋をつけてしまったのだと思っています。