海外情勢

ゼレンスキー氏が、国連事務総長のウクライナ訪問を拒否したそうです。

ロシアで開催されたBRICS会議に出席したからとのことですが、加盟を表明しているインドネシアが加われば、世界の総人口の半数近くを占める国々による会議です。国連として無視はできないと思います。

さらには会議中にウクライナ問題について言及しているのですから、なぜ文句を言うのか理解できませんでした。
そんな中、北朝鮮兵がロシアの援軍として派遣され、ウクライナと交戦したそうです。

西側首脳は「戦争拡大につながり、世界平和への脅威」と批判しているようですが、アメリカがイスラエルに莫大な軍事支援を行うのを容認しての批判は、BRICS諸国の人々にはダブルスタンダードにしか見えないと思います。

次のアメリカ大統領がどちらになってもイスラエル支援は変わりません。調子に乗った(ように見える)イスラエルがさらに戦線を拡大したら、解決の目処がたたなくなりそうです。
こういった海外情勢は環境研究とは無関係に見えますが、ウクライナ戦争以降、分析に使う消耗品が入手できなくなってメソッドを変えたり、どんどん価格が上がるので早めの買いだめを検討したりなど(高騰原因のひとつは欧州からの船便がスエズ運河がを使えずアフリカ南岸を遠回りして来ることによる輸送費の上昇)、研究にも影響はあるのです。
物価上昇に合わせて科研費などの資金の最低額が上がるわけではないので、若手研究者には厳しい状況が続きそうです。