液状化被害からの復旧

能登半島地震発生からもうすぐ11ヶ月です。
私の専門のひとつは汽水域で、石川県にある河北潟(=淡水化された汽水湖)周辺の自治体では、能登半島地震で激烈な液状化被害に遭いました。そのひとつが内灘町です。

金沢市でも液状化が発生し、「カギは地下水」と、年度内に地下水位を下げる工法を決定するそうです。

内灘町については今後2年で工法を決めるようですが、事業を終えるのに5~10年かかるとしています。私が8月に案内いただいた時点で、ほとんどの住宅が傾いたり破損したままでした。どうしてこれほど復旧に時間がかかるのでしょう?