先日採蜜したハチミツを測ったら、約3kgでした。
今年は4月、7月、10月、11月と採蜜しました。うち7月と11月は同じ巣箱だったのですが、11月に採った分は苦みが強く、江戸時代にハチミツが薬として使われていたのが納得できる味でした。この夏の猛暑で発酵したようです。
4月は越冬失敗した群の巣を全部採蜜して合計約10kgでした。これらは知人に差し上げたり自家消費で使い切り、今、あるのは下記です。
7月と10月にそれぞれ約3kg採ったので、11月のと合わせて約10kgです。
ニホンミツバチは餌は自分で採ってきますし、巣箱の中も自分で掃除するので、私はほとんど世話をしません。蜜を採るときに空箱を継ぎ足すくらいで年に20kgのハチミツを得られるのは、とてもありがたいです。
何よりありがたいのは、水田に大量にまかれる農薬の影響を心配しないで済むことです。
ニホンミツバチの行動圏は1kgというので、ならば市街地にある自宅で養蜂すれば農薬混入が少ないハチミツをゲットできると思いました。ネオニコチノイドが環境にもたらす影響にも関心があったので、ミツバチを飼うことに決めました。
運良く国立環境研究所のニホンミツバチを対象にした研究の被験ミツバチになり、ハチミツ中の農薬も測ってもらえました。その研究で測った中では平均よりやや低い濃度でした。予想通り、水田が多いと農薬の混入も多くなっていました。市街地は全般に森林よりも農薬が多く検出されるようです。ヒトへの影響も懸念されるので、どういう人達がどのような理由でまいているのか、知りたいところです。