X(旧ツイッター)に興味深い投稿がありました。
「AmazonのKindleで自費出版を出したが1冊も売れない。試しに出したXの広告で大反響し、宝島社の目にとまって商用出版へ。」
『東大理三の悪魔』がついに本屋に並びます(宝島社より商用出版)!
— ぴーす (@everylittlelife) 2024年12月2日
Kindleで自費出版を出したけど一冊も売れない…試しに出したXの広告で大反響🎉
→そして一通のD Mが…!
商用出版記念キャンペーン実施中! 今なら電子版が二冊とも
【100円】で買えます!https://t.co/QjID8K3cmR pic.twitter.com/BVfGkpCrjk
この方のXを調べたところ、フォロワーは1万人に満たないのに、自著投稿には70万人がアクセスしていました。
【東大理三の悪魔】
— ぴーす (@everylittlelife) 2024年10月17日
1997年、東大理三の僕が、夜の図書館で出会ったサングラス姿の女性。難解な物理書を読む彼女との交流を通じ、天才とは何か、世界の秘密に迫る物語。東大生のリアルな日常を描いた実話ベースのSFフィクション小説https://t.co/4fj2hhTRAz pic.twitter.com/hxnCCLDNkq
ハッシュタグもつけてないのになぜ拡散したのか不思議に思ったのですが、「広告」という単語を使っていたことに気づき、そう言えば勝手に表示される広告ツイートには、左下に「プロモーション」と書かれているのに気づきました。
そこで「X プロモーション」で検索すると下記のように、予算に応じて広告を出せるようです最低1000円から広告を出せて、その投資でどれくらいのエンゲージメントを得られるか事前に推定できるのは、親切な設計ですね。この方の場合も自著投稿を一定期間プロモーションされていたのだと思います。
・プロモーションするツイートを見つけます(プロモーションできるのは送信済みのツイートです)。
・ツイートアクティビティを表示するアイコン をクリックまたはタップします。
・[ツイートを広告に使う] をクリックまたはタップします。
・初めてツイートをプロモーションするときには次の情報を入力します。
・国とタイムゾーンを選び、連絡先情報を入力して、X広告利用規約に同意します。[次へ] をタップします。
・クレジットカードまたはデビットカードの情報と請求先住所を入力します。[次へ] をタップします。
注記: この情報は安全に保管され、以後ツイートをプロモーションするときに使われます。
・[ターゲティング] で、ツイートの配信対象となる地域を選びます。[世界中] を選択することも、現在地周辺の地域を選択することもできます。
・[予算] で、予算額を選びます。予算は$10~$2,500(約1,000円~25万円)の範囲で設定でき、金額に応じた推定エンゲージメント数が表示されます。
・費用を確定するボタンをクリックまたはタップすると、プロモーションが開始されます。