寒くなると、高校で米国マサチューセッツ州に留学していたとき「風呂に入って温まって寝る」習慣がなく、冷えた足先をかかえて寝ていたことを思い出します。
日本人はいつから庶民も風呂に入るようになったのでしょう?
Copilotに尋ねたら、平安時代に遡るとの回答でした。それは古すぎるだろうと思って「文献や絵はありますか?」と聞いたら、源氏物語に風呂に関する描写があるとのことでした。
Copilotは出典を示さないのでperplexityに「平安時代に一般の日本人がお風呂に入るようになったことを示す具体的な文献や絵の出典を教えて下さい。」と質問したところ、「提供された検索結果には無い」とのことでした。
ただし平安時代の入浴に関して、以下の情報が得られたそうです。
1.平安貴族の間で入浴文化が発展し、「風呂殿」(蒸し風呂)と「湯殿」(湯浴をする場所)が区別されるようになった。
2.平安時代は湯につかる習慣はなく、湯浴みが一般的だった。湯浴みとは薄い着物を着て、体にお湯をかけたり、汗を流して垢をこすり落としたりすることだった。
3.庶民にも湯浴みの機会があり、お寺が湯浴みを提供していたため身分に関係なく利用できた。
1960年代初め、両親の実家にはまだ水道はありませんでしたが、風呂はどちらにもあって五右衛門風呂でした。大阪市内の社宅にはもともと風呂はなく、友達の家にもありませんでしたが、自分の家でお風呂に入るのが当り前だった母親が「風呂が無い家なんてあり得ない。」と主張し、後付けしてました。
もしかしたら「五右衛門風呂」で調べたら庶民が風呂に入れるようになった時代が分かるかもしれないと思って検索したら、下記がヒットしました。江戸時代から広がったようです。