東大地理の1年上の先輩の名前が、3月初めに開かれる理学部退職教員送別会の退職予定者名に入っていました。私が2026年3月に定年退職なので当然のことなのですが、改めてリストを見ると「兼担」で、私と同じ新領域が本務の先生もいました。ということは、来年は私がリストに入る可能性大で、ヤバイと思いました。
理学部は本郷にありますから、送別会は本郷近辺です。昨年度まで理学部の講義を1コマ担当していて、「今日だけは地震が来ませんように。」と祈りながら出かけてました。東大に来るようお誘いがあった時も本郷ではなく柏だったからOKしました。異動した翌年に前任者が本郷でやっていた講義を引き継げと言われて、そんな話聞いていないと憤慨したものです。ましてや定年を祝いに来た方が被災されては申し訳が立ちません。来年、お誘いがあったらお断りしようと思います。
2年生で中退した高校の担任は地学の先生で、「どうしても東京に行かねばならない場合も、決して泊まらずに帰る。」と話していました。先生から地学を学んだのは1年だけですが、生物部顧問の先生と地学の先生から受けた影響は、一生ものでした。
(追伸)
東大地震研は文京区にあります。台地の上なので液状化で倒れることはないと思いますが、近くには木造住宅街もありますし、地震研自体が地震で倒壊しなくても、交通網が寸断されると思います。なんで柏に引っ越してこなかったのかなぁ。。

