NHK総合で放映されている「ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪」では冒頭で毎回、「本当の“知”は、裏にかくされている」とナレーションします。
司馬遼太郎原作「坂の上の雲」が再放送中です。「司馬遼太郎が10年の歳月をかけ、日露戦争とその時代を生きた明治の青春群像を渾身の力で書き上げた『坂の上の雲』を原作として描く人間ドラマ。」と解説されています。
こういったドラマの表舞台ではあまり描かれないバックヤード的な人物が、明石元二郎だと思います。ウィキペディアには、ロシア革命を煽ることでロシア軍の弱体化を導き、日露戦争での日本の勝利に貢献した人物と紹介されています。諜報活動に対する蔑視から一時左遷されますが、後に台湾総督に就任しました。
Amazonで「明石元二郎」で検索すると生涯を描いた本は下記などあるようですが、生涯を描いたドラマは見当たりませんでした。
高校世界史のロシア革命でも日本史の日露戦争でも、明石元二郎の名前は出てこなかったと思います。裏に隠された歴史という点で、明石元二郎の生涯は劇的に面白いと思います。誰かが小説をコミカライズしてくれて、それをアニメ化してくれたらと思います。