市街地でも農薬被害

5月9日から始まったニホンミツバチの大量死は、12日にようやく収まりました。
大量死前の巣板はこんな感じでした。

5月14日早朝はこんな感じです。死亡個体を補うように新しい個体が生まれていたようで、大打撃にならずに済みました。

安心したのも束の間、その日の16時にまたボタボタ落ちてもがき苦しむ個体が続出、訳24時間後に巣門近くに落ちていた個体を集めました。

前回ほど多数ではないのは不幸中の幸いですが、学園都市中心部の住宅街であるこの一体のどこで、どんな農薬を使っているのかと思います。ヒトにだって全く影響が無いことはないでしょうに。

興味深いのは、同じ頃に分蜂を取り込んだ群が、被害群とは比べものにならないくらい弱小なのに全く被害に遭っていないことです。下の写真は14日早朝の状況です。こんなけしかいませんから、もし農薬を浴びていたら1日で全滅したと思います。

おそらくですが、同じ庭にいる3群の蜂達は、それぞれ異なるところで採蜜・採花粉しているのだと思います。