やはりアマガエルがヨルガエル化

昨年は新しく生まれたアマガエルが飛び跳ねる姿が全く見られなかった水田で、そもそもオタマジャクシがいるのか確認に行きました。
いるにはいましたが、写真に映った範囲(起点の道路から上方の畦まで)を歩いて見えたオタマジャクシは10個体程度でした。ウヨウヨいたかつてとは、明らかに違います。虫は全く見えませんでした。

霧雨が降っていたのですが、アマガエルは鳴いていませんでした。夜には鳴いているのを確認しています。やはりアマガエルがヨルガエル化していました。
この現象に気づいたのは2021年ですが、その時点でカエルの専門家は、「日中の雨で鳴き声が少なくても、不思議はない。」としていました。

そんなことはないでしょう?雨が降る前の「降りそう」な段階で鳴くから「アマガエル」と名付けられたはずだと思いました。
たとえば、宍道湖からワカサギがネオニコチノイド系殺虫剤が原因で消えたのは1993年で、今から32年前です。「専門家」が今40歳だったら、多くの動物がネオニコで消えた1993年時点で8歳で、ネオニコ以前の日本の里地環境を知らないわけです。
長良川河口堰ができる以前に近鉄鉄橋付近で数分でバケツ一杯シジミをとった経験をした私には全く違う今の長良川のように、今の日本の平野部は本当の日本の自然環境ではないのに(=農薬メーカーに破壊された環境)、それを専門家さえ気づけない危機的な状況なのかもしれません。。