5月26日記事で図示した状況で起きた物損事故について相手車損保から、相手車が、「車外に降りた時点で相手車の扉にバックで衝突したのはその通りだが、先方のブレーキランプの点灯を自分は確認しているので、相手にも過失がある。」と主張しているとの連絡がありました。
ついては私が送った資料を顧問弁護士に送ってもいいかとのことだったので、「こちらの損保は全く関わってくれないので、自力で交渉しなければならない。相手車運転手にどの位置、どの方向からブレーキランプを見たのか確認してほしい。それを私が確認して異論が無いとなった時点で、双方の主張を同時に送ってほしい。」とお願いしました。
すると相手車損保が、「そちらが過失ゼロを主張しても、そちらの損保会社の弁護士にデフォルトで相談することはできるハズだ。少なくとも当社はそうだ。双方の弁護士同士での交渉については等級に影響しない。」と言われました。
これを受けて私が加入しているネット損保の担当者に電話で確認したところ、やはりこのネット損保ではデフォルトではなく「弁護士特約」が必要でした。しかも私はこの弁護士特約をつけていたので、「過失を主張するなら当社は関われない。」という私への当初の説明は不正確だったことが分かりました。相手車損保が指摘してくれなければ、私からは気づけない案件です。
相手車の損保はその社名からネット申し込むのではない、従来型の損保です。ネット損保の方が安くて要不要の選択肢があると思って、今回、初めてネット損保を選びました。しかしネット損保では特約をつけても、担当者がデフォルト(今回の場合は、「弁護士特約が無い状態」がデフォルト)で反射的に回答してしまい、こちらは支払い料金を上積みしたのに使えない実態が現実にあるわけです。
それにしても、あと0.5秒後に私がドアを閉じるためにドアの外側にもう少し動いていたら下半身がつぶされて、ヘタしたら死んでいたくらいの事故だったのに、相手がこちらにも過失があると主張したのは驚きです。想像力の欠如か保身なのか。。