コープ自然派さんのインタビュー記事がネットで公開されました。
最後の方(パイナップルの写真の上)でコメントしたように、無農薬や有機などで米を育てる若手で、田んぼを「魚が採れるところ」としている例が見当たらないのが気になっています。
私が子供の頃の自宅近く田んぼは、冬は乾田になっていましたが、水があるときは鮒やドジョウがうようよいました(8歳の頃に魚毒性の農薬がまかれるまで)。魚屋さんではタニシが売られていました。田んぼは米生産工場ではなく貴重な淡水生態系であり、1960年代までは、その一部をタンパク質源として人々が普通に利用していたのです。
日本ほどワサワサ農薬をまかないインドネシアでは、今でも田んぼは魚のすみかです。
米価高騰をきっかけに、大型化とかスマート農業とか言われていますが、田んぼを米生産工場としか見ていないという点では旧態依然だと思います。