無農薬で水稲栽培をしている知人から、「ウチの田んぼではオタマジャクシに足が出ている」と言われ、慌てて採集に行きました。畦は草ボウボウです。
その畦を歩くと、数年前まで西大通りの西側の田んぼで見られたように、シッボがまだ残る小さなアマガエルが至るところで跳ねては田んぼに逃げ込みます。手づかみで30個体、あっという間に採れました。
6月3日記事で紹介した、東大通東側にある、田起し時と田植え時に除草剤をまいた田んぼではどうなっているか、確認に行きました。
少し草が生えてきましたが、オタマジャクシは畦からは2個体しか見えませんでした。また親アマガエルも足が生えたばかりのアマガエルのどちらも、1匹もいませんでした。
田起し期だけ畦に除草剤をまいていた、西大通り西側の田んぼでは、東よりは草が多く生えていました。
手前から向こうまで写真に映っている範囲を歩いたところ、20cm以内に少なくとも1個体、オタマジャクシが泳いでいました。また尻尾が生えた小さなアマガエルが2個体、親アマガエルが1個体、跳ねていました。
なるほど!何が起こっているのか、少し見えてきました。
次は雨天時にこれらの田んぼで親アマガエルが鳴いているかどうかを調べます。また、同じく雨天時に、霞ヶ浦湖岸沿いの水田とハス田でアマガエル動態に違いがあるかを確認しようと思います。