先週参加した山形の学会の企業展示で、おみやげにクリアフォルダーをいただきました。

左下の図は「上皿天秤」です。皿に載せるだけで重量がデジタルで表示される電子天秤が使われるようになったのは、私が学生の頃です。それ以前は上皿天秤を使っていて測りたいものを左の皿に、分銅を右の皿に載せて釣り合うように少しづつ分銅を足していました。
そう言えば、大学に入学した年に履修した「プログラミング入門」では安田講堂の一角のパンチカード室までいって、1枚に1つづつ穴をあけたカードを大量に並べて読み込ませていました(キーボードで入力なんてシステムがなかったので)。私が生きてきた60年間の社会変化は、幕末→明治並に大きかったのかもしれません。
学会後には雄物川流域を現地研究者に案内してもらう予定を入れていて、新庄駅に移動しました。山形駅にはSuicaで入り、新庄駅の改札でもSuicaを使おうとしたら、自動改札機がありませんでした!駅員が窓口でSuicaを読み取り、精算してくれました。

ネットで確認したところ、山形新幹線と在来線の乗り換え改札口にしか、自動改札機はないそうです。秋田の知人にその話をしたら、秋田の在来線の多くで、自動改札機は設置されていないとのことでした。2005年開業と比較的新しい「つくばエキスプレス」に慣れきっていて、どの駅にも自動改札機があると思い込んでいました。他にも「あって当り前」が実はそうではないことが、多々あるのでしょう。。