偶然にしては出来すぎ

環境中の化学物質に関する論文を掲載してきた「Chemosphere」誌は、2023年時のインパクトファクターは8.8で、環境科学分野でトップクラス(Q1)ジャーナルでした。AIによると2024年12月に多数の論文の撤回や研究倫理に関する懸念から、Clarivate社のWeb of Scienceインデックスから除外され、公式のインパクトファクターが付与されなくなっているそうです。「Science of the Total Environment」もインパクトファクターが10前後で、環境科学分野のQ1ジャーナルとして高い評価を受けてきましたが、2024年10月以降、Web of Scienceにより「保留(On Hold)」扱いとなっています。
環境中の化学物質に関する論文を掲載してきた2誌が、ほぼ同じ頃にWeb of Scienceから外されたのは「偶然にしては出来すぎ」と感じるのは、学生の投稿先が減ってしまった恨み節でしょうか。。