自宅を襲った竜巻の経路

9月18日の日中、つくば市で竜巻が発生しました。その日の夜に出張から帰り、翌朝になって、自宅のフェンスの一部が消え、コンクリート外壁が傾いているのに気づきました。
この竜巻について気象研究所が、「ガスフロントに伴う竜巻が3箇所で発生していた」とプレスレリースしていました。

https://www.mri-jma.go.jp/Topics/R07/070929/070929_press.pdf

図5で示された「渦A」に、自宅が直撃されていました。被害をもたらした竜巻の経路が精細に記録されている例は、極めて珍しいと思います。
この記事では「渦Aでは被害が認められていない」と書かれていますが、自宅から真東に1km未満の地点が倒木で通行止めになっていました。
また、つくば市が9月19日18時時点でまとめた被害報告に、「時計台の故障(二の宮公園)」とありました。

https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/177/20250919_No81.pdf

火災保険会社から派遣された鑑定人さんからは、「強風でコンクリートブロックが傾くことはありません。」的な話をされたのですが、渦Aが渦B・渦Cと同じ強度だったとしたら、日本版改良藤田スケール(JEF スケール)のJEF0かJEF1に相当し、いずれも、コンクリートブロック塀が損壊する被害が発生します。

火災保険会社にこういった資料をお送りし、配慮するようお願いしておきました。