「マイスリー」はゾルピテム(酒石酸ゾルピデム)の商品名で、睡眠導入剤として処方されます。脳脊髄液依存症で睡眠障害がある方には比較的馴染みのある薬でしょう。私自身も、もう10年前後お世話になっています。
ただし最近、アミノ酸のおかげで体調は驚くほど回復したのに高次機能障害の方は逆に悪化している気がするのは、もしかしたらマイスリーの長期服用によるのかもと思うようになりました。この薬は比較的副作用が少ないのですが、効いている間は化学反応を使って精神機能・知覚・運動機能等を低下させているわけですから、長期服用が全然安心というわけではない気がします。
一方で、この後遺症になってから寝付けないのも事実。かつ、十分に睡眠をとらないと、おそらく髄液の産出が不十分になって、翌日の体調が確実に悪化します。
どう対処するか、工夫のしどころです。