柏の葉便り

何年かぶりかで学生受け入れ

このブログに書いてきた事情で学生は取らないことにしていたのですが、日本と敵対している国の留学生なら何かあっても大使館に逃げ込めば大丈夫かと現修士2年の学生さんを引き受け、以来、外国人、かつ日本に影響しそうなアジアの国という観点から学生さんの…

教育。。。

陸水研M2学生の初投稿論文がリジェクトで戻って来ました。その学生さんは海外の博士課程への進学を希望している関係から、コレスポンディングは私にしていて、まず私が通知を受け取りました。 良かったのか悪かったのか、査読者2名のうち1名のコメントがち…

コロナによる学生さんへの影響

昨日、大学の某会議の前に、コロナで学生にどのような影響がでているかの解説がありました。以下は私が気づいてなかったことです。 1)オンライン講義だと先生の顔が大きく映り、1対1のようで緊張する。2)長時間のモニター注視で集中困難3)気持ちの切り…

陸水研近況

今日はインドネシアにいる学生さんが、海水のサンプリングに行ってるハズです。日本で稲に深刻な被害を与えているトビイロウンカはネオニコチノイド耐性をつけてしまっているのですが、インドネシアやベトナム、中国南部などの二期作、三期作ができるところ…

若手支援

ここ数日、私の講義を半年聴講した学生さんの推薦書作りに取り組んでいます。書きながら、私自身も講義を受けただけの先生から親身に指導してもらったなぁ。。と、思い出してました。私が最初に書いた筆頭論文は鹿児島県甑島の汽水湖での大型底生動物相に関…

わくわく、リモート指導

ワケあって留学生しか学生指導はしないと制限してきたのに、いつのまにか4人もの学生を指導することになりました。このご時世なので全員リモート。テーマ(マイクロプラスチック、ネオニコチノイド)を選んでもらったら、うまく1:1になりました。驚いたの…

コロナによるオンライン講義はいつまで続く?

4月時点で私は1年で済むだろうと思っていました。それまでにワクチンが普及するのは難しいだろうけれど、感染者を増やさない方策は確立するだろうと思ったからです。それで1年単位のWifiを契約しました。しかし現時点で、来年夏学期終了まではオンライン…

オンライン入試

8月3日から今日まで、所属する専攻のオンライン入試でした。 受験する学生さんは自宅なり研究室なりから個人で受験するのですが、対応する教員は専攻に集まっていたため、マスクをつけての面接となりました。それでなくても学生さんは緊張していたと思います…

実習課題

今学期は大学院の実習もオンラインになってしまいました。仕方ないので自宅でもできることとしてパックテストを受講者に配り、ご自宅の水道水の残留塩素・硝酸・CODを測ってもらいました。その結果を踏まえて解説すれば終わり!と思っていたら、解説予定日の…

学生急増

このブログを10年くらい読んでいただいている方はご存知の理由で、東大では学生指導なんてできないと思っていました。最近になって、外国人学生なら大学とトラブルが起こったときに大使館に駆け込んでくれるだろうと考え、受け入れることにしました。その最…

灼熱の屋上で繁茂する日本の水草たち

今日は2ヶ月ぶりに大学に行って、屋上の水草の様子を確認しました。バケツに放置してあるアサザは元気いっぱい!緑藻に覆われても、その上に葉を広げています。霞ヶ浦ではアオコが一面に発生しても、まさにこんな感じで繁茂していました。霞ヶ浦にはもともと…

オンライン講義の評判

理学部地球惑星学科で、大学院生に対してオンライン講義に対する意識調査を行い、結果が届きました。60%近くの院生が、通常の講義については対面よりオンラインの方が良いと回答したそうです。金銭的・時間的に節約できる、好きな場所や姿勢で受講できる、様…

Zoomで修論中間発表会

今日は秋入学修士学生さんの、修論中間発表がZoomで行われました。専攻の全学生・教員93名が参加。通常は階段状の大ホールで行っていて、どうなることやらと思いましたが、「コロナ終わってもこの方がいいかも。。」と感じたほどスムーズに進みました。まず…

寛大な処置をとりますけど

毎年、夏学期に理学部で開講している「水圏環境学」では、初回でレポートを課しています。これまではその次の回で、レポートを出さずに脱落する学生が半分でした。今年は初回に16名参加、昨日の締切までにレポートを提出したのが4名だったので、脱落率が2倍…

オンライン講義の準備

東京大学では原則、講義はオンラインになりました。 東大では会議も講義もZoomが標準的に使われていますが、アメリカでの情報漏洩被害のニュースなどを見てると使う気になれず、GoogleのHangouts Meetsを使っての準備をしています。 幸い、理学部でつけてく…

コロナ下の対応とコロナ後の対応

東京大学の活動制限レベルが引き上げら、研究室立ち入りが自粛されます。また柏キャンパスは緊急事態宣言 対象の千葉県にあります。今後しばらく頻繁には研究室に行けませんので、郵送先は自宅にお願いいたします。新型コロナウイルスによる研究活動への影響…

学外者は東大キャンパスに入れません

さきほどメールで連絡があり、東大では学外者の入構を本日から禁止にするそうです。観光で本郷キャンパスに入る事はできません。感染者数773人の東京(本日10時時点)にある東大、ようやく具体的な対策を始めたな、という感じです。 現時点で感染者数54名の…

桜散る?

今日は科研費内定の発表なのですが、大学からはまだ通知が来ません。これは二つとも落ちたか。。。 ただ、知り合いのブログを見たら彼女もまだ通知が来ていないと書いていて、全体的に遅れている可能性もあるかなぁ。科研費以外の今日来るはずの通知もまだだ…

あと6年の研究テーマ

定年が65歳のままなら、あと6年で東大退官です。最後の1年は居室の本や実験室の片づけに追われるでしょうから、実質はあと5年です。それまでの研究テーマとして最も重点を置きたいのが、持続可能な農業の創出です。農薬や化学肥料に頼る今の農業が水界生態系…

大学でのコロナウイルス対応

コロナウイルスへの対応、いきなり休校措置を押しつけられた小中学校のご苦労と比べると小さいとは思いますが、大学も対策で大変です。東大では新学期の授業について、全学方針としてオンライン授業、または特別対策をした対面の授業を行うことになりました…

入学式にも卒業式にも参加できなかった東大生

東京大学の学位記授与式は,新型コロナ対策のため代表者のみの参加となりました。 上記記事には書かれていませんが、博士の学位授与式に出席する予定だった修了生が学部から東大だった場合、入学式も参加できなかったのでした。途中で留年していなければ、学…

大成の佐藤様が異動!

東大柏キャンパス環境棟のメンテを担当されていた大成建設の佐藤様が、今年度いっぱいで異動されることになりました。屋上や1階の荷さばき室などの共用スペースを利用している陸水研は、他研究室以上に佐藤様のお世話になっていました。たとえば修論生が屋…

捕食会議にご用心

捕食会議、英語ではpredatory conferenceと言います。同様な性質の学会誌はハゲタカジャーナル(英語ではpredatory journal)です。捕食会議とは、学術的な体制を伴わない団体による登録料稼ぎが目的の学会で、日本の場合は国際会議であると謳って勧誘するこ…

謝恩会をど~するか?

私は所属する専攻で学位授与式のアナウンスや司会を担当しています。3月23日の本学全体の授与式に合わせて専攻の授与式も行うのですが、そのあとに謝恩会を行うというアナウンスも合わせて行うので、「待てよ」と思いました。政府はここ2週間、東京都は3月15…

俯瞰

足かけ6年展開した二度目の宍道湖プロジェクトの成果を一般向けにまとめた本が、2月中に出版されます。目下、Science論文関係で頂いた様々な依頼原稿や講演準備をしつつ、二校を進めています。タイトルは「豊かな内水面水産資源の復活のために ー宍道湖から…

フィールドワークをしない陸水研

久しぶりに学生を指導しています。研究者を目指しているので、修論を国際誌に投稿するのはmust。できれば1年生の間に投稿し、修士終了後はその成果で海外の博士課程進学も選択できるようにと考えています。投稿前に学会発表もしておいた方がよいと思ったので…

あと6年一喜一憂

所属する専攻で日本人学生を指導するのは非常に危険と学んでから(詳細は 崩れゆく東大 - Limnology 水から環境を考える参照)、日本とあまり仲の良くない国の学生のみ受け入れることにしています。他大学の知人から、「外国人学生は大学に不満があると、大…

始動

「ここだと何もできないから。」と、昨日午後、息子が自宅に戻りました。いつものように大きなリュックサックをお歳暮のお菓子類や自家製スモークチキンとベーコン、冷凍しておいた自家製ブルーベリーなどでいっぱいにし、それでも入りきれない分は手提げと…

ヘリウムの納期は3ヶ月!

「ヘリウム 不足」でググルとたくさん記事がでてきます。一般には馴染みのないヘリウムですが、分析系の研究者にとって、ヘリウムはキャリアガスとして必要不可欠です。ところが先日、ヘリウムをお願いしている業者さんが来られて、「年度末にかけて質量分析…

鬼かしら?

「このレポートじゃ、具体的に何をやったかわかんないでしょ?」「単位がおかしい!」「有効数字がバラバラじゃん。」久しぶりに受け入れた修士学生さん、中国からの留学生なんですが、研究者になりたいとのことだったので公用語は英語にし、分析法の確定か…