事故を未然に防ぐ

自宅近くに一車線の両側に歩道がある道があります。一方の歩道には空き地が隣接していて、そこから伸びた雑草が歩道を覆っています。仕方なくそこだけは車道にはみ出して通行していたら、交差点から突っ込んできた車に轢かれそうになりました。
さっそく市の道路課に草刈りをお願いしましたが、1週間経っても変化なし。再度電話したら「草刈り条例対象と判断したので、環境課から土地所有者に連絡してもらっているはずです」「それでいつまでに刈っていただけるのですか」「それはウチの課ではないので」「実はあそこは毎年夏になるとああなので、自治体からも事前に草刈りをお願いすればよいと思います。所有者の情報を自治会会長に教えていただくことはできますか」「いや、それは個人情報なので」「ではあそこをよけるために車道にでて轢かれたら、その責任は誰になりますか」「土地所有者の責任も問われることになります。その場合、警察から問い合わせが来たら情報を出します」「なぜ事前に事故を防ぐためには情報が出せないのですか。また道路課の方ならご存知のように、私が轢かれたら理由を説明できますけど、これが子供だったら一方的に子供の飛び出し、過失になりますよ。市としても事故、特に子供の事故は未然に防ぐのが筋ではないですか」「わかりました。とりあえず環境課の方にどのような通達を出したのか、特にいつまでに刈るように伝えたのか確認して、後日連絡します」
騒ぎ立てるつもりはないのですけど、子供達の安全を守るって、こういうことを積み重ねるのが一番大切だと思うのです。高校の頃過ごしたマサチューセッツ州ベドフォード。議員なんておらず、有権者3000名がタウンミーティングで街の問題をみんなで議論して決めていた、投票カウンティングのバイトをしていた経験から。