最後の合同型「動態ゼミ」

昨日の「動態ゼミ」は8名の発表、休憩をはさんで4時間の長丁場となりました。陸水研の修士2年3人組の発表は後半。D4のTさんがオランダから一時帰国して参加してくれていたのでコメントはお任せしていたのですが、彼女曰く、「さすがに疲れました。。。」
「動態ゼミ」は自然環境専攻の中でも「自然環境変動学」と「自然環境構造学」の、地学系の教員が担当している科目の合同ゼミです。生物系の教員の方は、対応するゼミをそれぞれの教員が単独で開いています。地学系は地形と陸水の2つが合わさっていて、それはそれで総合的な視野を広めるには良いというメリットがある反面、今回の8名の発表というように、数が多すぎて専門的には突っ込んだ議論がしにくいというデメリットもあります。
そこで、来年度からは動態ゼミも、各教員単独で、指導する学生とだけで行うことになりました。従って昨日の動態ゼミが、この形態での最後となります。お世話役を務めてくれたSさん、お疲れさまでした。
来年度から、陸水研での動態ゼミは、学生さんの自主ゼミという位置づけだった「水コロキウム」と同じメンバー構成となり、かつ、動態ゼミとして単位がつきます。単位がつくからには、単に発表して終わりでは済まないわけで、
・学期中は毎週開催
・博士課程以上の学生は原則発表は英語
・研究発表だけでなく、英語論論文の紹介(最低3本以上読んで動向も考察する)も行う
がこれまでの動態ゼミとの違いになります。