なさけないほど話せない

今回参加しているDahlemタイプワークショップでは4つのテーマについて議論するのですが、1日あたり2つの会場で、それぞれひとつづつのテーマを議論しています。
初日は「Scale of critical change in the coastal zone」というテーマの議論に参加しました。このテーマの下にさらにサブテーマがあって、そのひとつが「Different types of scale in relation to governance and social capital」。昼食時にコーディネーターに「Governanceのスケール順に物事の傾向が決まるとは必ずしも言えないですよね。たとえば中海干拓では地元住民や漁業者は反対、国レベルでも環境省が疑問を呈した一方で、ミドルにある県が干拓を進めようとしたみたいなことがありました」と話してしまったのが運の尽きで、「それは面白いから、木曜までにレポートにまとめるように」。
翌火曜日には「Coastal innovation: new methods and solutions that integrate positive adaptation」というテーマの議論に参加し、どうしたらステークホルダーに情報を伝えられるかという議論で「ブログなんてどうか」という意見がでたものですから「自分の経験からはブログはステークホルダーというより、次世代の勧誘に向いている気がする」と話してしまって、「ではマスミはブログについて木曜までに何かまとめるように」
水曜の「The role of governance in the coastal zone」のセッションではさすがに用心して何も言わないようにしたのですが、それでも何らかのサブトピックの議論には参加せねばならず、明日までの宿題はここでの議論が終わってからと観念。今朝は3時過ぎに起きてシコシコ書いてました。Governanceのスケールに関して、中海干拓三河湾埋め立ての2つの事例を7ページのレポートにまとめ、8時頃にサブテーマメンバーに送信。午前の議論で、これでひとまずOKとなり、午後はイノベーションのセッションに行って、ブログに関するレポートを17時までに3ページにまとめ、ひとまずお役を果たせました。あとは明日午前にGovernanceのスケールグループのメンバーと最終稿をまとめて、午後の全体会議に臨むだけ。
やれやれというところですが、途中、私が書いたケーススタディの打ち出しを読んでいない人もいるから内容を簡単に話すようにとコーディネーターに言われて説明しようとしたのですけど、自分が書いた英語が全然話せないのが、結構情けなかったです。