南極観測船「しらせ」、かじ損傷 船内越冬・救援を一時検討

H君が乗っている「しらせ」、かじ損傷という深刻な事態になっていたことが昨日分かったそうです。18日の産経新聞記事によると、3月20日には戻るはずだったのに、晴海着は4月9日予定だそうです。追いコンだけでなく、陸水ゼミのオリエンテーションも欠席になってしまいます。好例の研究紹介で南極調査の話をしてもらおうと思っていたのですが、H君だけ翌週に回さなければ。それ以上遅れると履修登録にも支障がでてくるので、無事の帰国を祈るばかり。

産経新聞記事から一部抜粋)
第53次南極観測隊の支援のため昭和基地に向かい、厚い氷に阻まれ18年ぶりに同基地への接岸を断念した南極観測船「しらせ」(中藤琢雄艦長、1万2650トン)が、日本への帰還途中に定着氷の中で障害物にぶつかり、かじを損傷していたことが17日、分かった。しらせは同日、自力で氷海を脱しオーストラリア西部のフリーマントルに入港したが、氷によるかじの損傷は「過去に聞いたことがない事態」(防衛省関係者)。防衛省は一時、救援のため輸送艦など2隻を南極に急派し、氷が緩む今年の年末まで乗組員の一部を船内で越冬させることも検討した。

(追伸)
H君にメールで問い合わせたら、往路同様、帰路もフリーマントルから飛行機で帰るので、予定通り3月20日に帰国できるそうです。試料到着の遅れだけで済みそうです。