ドライアイスの竜巻

6月13日付記事でご紹介した池田先生主催「竜巻セミナー」に参加しました。写真のようにペットボトルを切り込んだもの、お皿、ドライアイス、掃除機と、一般家庭でも簡単に入手できるものだけを使って、ミニ竜巻ができました。台風は反時計回りなのに竜巻はなぜ時計回りと反時計回りがあるのか、原理から理解できました。
ペットボトルの細工は子ども達に自らやってもらうそうです。案の定、うまく竜巻ができる子とできない子がでてくるそうですが、それよりも大変なのは、最近の子はカッターで工作する経験が初めてという例が多くて、信じられないくらい大きなケガをすることだそうです。
アメリカで甚大な被害をもたらす竜巻はスーパーセルが原因、日本で発生する竜巻は局地前線が原因ですが、つくばの竜巻は両方の性格を持っていたことも、わずか1時間の解説で納得しました。
池田先生にお会いするのは20年前の霞ヶ浦巡検以来でしたが、全然お変わりなくてビックリでした。あの巡検の時の境島は砂底が広がっていて、足が浸るくらいの渚でたくさん貝が取れました。アサザ保全を目的とした事業によって今では草ボウボウの藪と黒い泥の湖底に変わってしまった境島。元の地形に戻すことを目指して「ジオツアーしましょうよ。是非声をかけてください。」と応援いただきました。