これ欲しい!

今回のASLOはこれまで参加した中でも特別なものでした。
ひとつは私が下手な英語しゃべっているバイカル湖クライシスのビデオが、ASLOの正式なイベントとして上映されたこと。お昼休みでもあり観客はせいぜい10名程度かと思っていたら、ざっと数えただけでも60名以上も見に来てくださって驚きました。
Limnologyの出版を担当してくださっているSpringerのCheronetさんも見に来てくれていて、後日「バイカル湖関係で本を出しませんか?」と誘ってくださいました。008セッションのオーガナイザーに相談して、前向きに考えているところです。来年度は既に1冊本を出す目処ができているのですが、合わせて私自身初になる英語の本の出版も実現できるかも、です。
そして最後は、前日夜にポスターを全て見終わって、最終日にぎりぎりで見ることができた企業展示で、「こんなのが欲しい」と思っていた装置が現実に販売されているのを知ったこと。環境省の地球環境予算に2度くらい提案して落選していた課題で提案していた装置そのものでした。担当者が日本の代理店に紹介しておくと言ってくれたのですが、あちらからの連絡を待つ時間が惜しくて、検索して代理店を見つけました。値段を聞いたらたった300万円!新しい質量分析計は数千万円するので宝くじでも当たらない限り無理ですが、300万円なら不可能ではない。
この装置、何があっても欲しい!