ロンドンのタワーマンション火災から学ぶこと

ロンドンのタワーマンション火災、外壁が一気に燃え上がる映像に絶句した方は多いと思います。
このニュースに関連して、日本のタワーマンションは大丈夫かコメントされています。テレビで見た範囲では「日本は外壁を難燃材にしているので、ああはならない。」というものが多かったです。
ネットでは「平成27年に全国で起きた高層マンション火災は計477件で、うち死亡火災は13件(14人)。だが、高層マンション火災全体の平均焼失面積は3・4平方メートルにとどまる。」(産経新聞)など、大丈夫という論説がある一方で、「東京、大阪など超高層ビルが乱立している環境で、消火には100メートル、200メートル級のはしご車、ドローン消火など新たな体制が必要となってくる。日本にとっても肝に銘じてほしい火災です。」(東スポ)と警鐘を鳴らしている記事もありました。
その中で、リスク対策.COMの記事は、具体的な改善点を提案している点で、一読の価値があると思います。下記はその一部です。
「はしご車の設置位置と高さ、有効活用の難しさと消防隊員の火点階へのアクセスと火元部屋への進入訓練のさらなる必要性、マンション居住者で組織する自衛消防隊の個人装備の充実と実践的消火訓練の定期指導や住民参加型の災害別避難誘導訓練の必要性」