東京から逃げろ!

東京の最高気温は、今日も35℃と予想されています。週末は雨で30℃を切る予報になっていますが、月末8月30日は曇りながら31℃の予想、もしそれから晴天に転じたら、9月1日にはまた35℃近くになりそうです。
9月1日は関東大震災が起こった日です。もし首都直下型地震がこの猛暑で起こったら、東京都中心部付近で働いていたり住んでいる人はどうなるでしょうか。
仮に大規模な火災が起こらなかったとしても、停電や断水は確実に起こります。復旧は早くて数日でしょう。東日本大震災のとき、つくば市は震度6弱でしたが、発生から丸一日停電、断水は3日続きました。つくば市の人口密度で震度6弱でこれですから、東京で直下型が起こったら、数日は電気も水も使えないでしょう。そこにこの猛暑が襲ったら、熱中症だけで数千人は死亡しそうです。
もうひとつ、猛暑の夏に忘れてはならないのは浸水です。これによっても停電・断水は発生し、特にゼロメートル地帯は大変なことになります。近年の台風の大型化に加え高潮が加われば、ゼロメートル地帯の浸水リスクは極めて高くなります。マンションの高層などで浸水を免れても、電気も水道も使えない状態で、猛暑の中、移動もできずに助けを待たねばなりません(数日で全員を救助するのは無理)。
コロナの夏、首都圏の方々は密集し過ぎる都会の思わぬリスクに気づいたことと思います。それに加えての猛暑は、異様なまでに人が密集する状況を何とかしないと大変なことになりますよという、メッセージかもしれません。
かなり昔から東京で生き延びる自信がなかった私は、就職先をつくばにしました。しかし、今日はつくばでも暑さがハンパなく、普段は虫刺され防止で長袖長ズボンで行う庭の散水を、タンクトップにショートパンツで行いました。蚊さえ暑さにやられたのか、全く刺されませんでした。こんなこと、初めてです。

最近、犬の熱中症予防で使っているエアコンですが、今日ばかりは私もエアコンなしではデスクワークできそうにありません。つくばでも夏に電気が使えないと、生き延びれないかもしれないと思いました。電気自動車にするなど、対策を考えなければ。