どこがちがうんだろう。。。

市川市ジュンサイ池近くにある、育成池に行ってきました。ジュンサイ池で絶滅したはずのイノカシラフラスコモが発見され、その株を維持しているのが育成池です。市川市の職員の方が、週1回くらいの頻度でアオミドロを除去されているのですが、それでもこんな状況。いったいどれくらいアオミドロがついていてもこの貴重種が生きていられるのか調べたいと思い、特別に調査させていただきました。

この池には浅井戸から水が供給され、年中15〜6℃なのですが、だいたい2月頃から元気になって、今頃は有性生殖をしてから衰える時期にあるそうでう。おもしろいのは、少し離れた所に設置したポリタンクでは、栄養生殖だけを行い、年中比較的青々しているそうです。
ほとんど同じ場所にあって、池かポリタンクかだけで生殖様態が違うなんて、不思議です。職員の方は毎週観察されているので、この池のイノカシラフラスコモについていろいろ教えていただけました。私も大学で飼育観察できる環境にしたいと思いました。