11日朝は予報がはずれて雨が降っていなかったので、これ幸いにジョギングにでかけました。家にいると朝食の支度とか子どもを学校に出したりとかで、起きるのが6時を過ぎるとジョギングなんで無理。出張中は、その点では天国です。
初めての所でいつもそうするように地図は見ない。何となく行きたい方向、かつ戻ってくるためのポイントが印象に残りそうな風景はこっちかな?と決めて、北3条西2丁目にあるホテルから西に向かってみました。まもなく北海道庁旧本庁舎(れんが庁舎)の正面に出ました。なかなか見応えのある建物だと思いつつ周辺をまわると、さらに西に北海道大学農学部附属植物園がありました。中には入れませんでしたが、まわりからもいろんな植物が楽しめそうで、ゆっくり1周。1辺400mくらいの正方形の敷地には博物館や民俗資料室などのあるそうで、9時からだと入れるそうです。学会期間中は行けそうにないのが残念。
まわりこむように走って赤れんが庁舎近くに戻ったら、敷地内に入る扉があいていたので、庁舎のまわりを1周しました。この手の建物って、どこから見ても姿が美しく、まるで生け花の「四方正面」みたいです。窓ガラスに☆模様があるのも、北海道ならでは?「なかなか」と感じたのも道理で、明治期を代表するバロック様式の建物として、国の重要文化財になっているそうです。
あとで距離を測ったらたった3.2kmだったのですが、27分もかかってました。建造物にトラップされちゃっただけでなく、信号待ちが多かったから。
札幌は歩道と車道に段差がないとか、歩車分離信号とか歩きやすい街でしたが、碁盤目状の広い通りの交差点にイチイチ信号があります。それが歩者分離になっているものだから、一方が赤のときに90度方向も赤。どっちも青になるまでブロック毎に待っていなくてはならないわけです。
国土交通省による歩きやすい、かつ安全な歩道作りはどうやら順調に全国展開しているようですが、次は是非、ジョギングしやすい歩道作りに取り組んでいただければ。メタボ対策にもなりますし(これは厚生労働省マターでしょうけど)。