市民と行政の協働

手賀沼水環境保全協議会の専門委員を務めています。「手賀沼及び流域の総合的な水環境の保全について,関係者の意識の共有と連携協働した取組の推進を図り,もって恵み豊かな手賀沼の再生と流域住民の良好な生活環境を保全すること」を目的とする会ですが、年1〜2回、1回数時間の議論の場だけでは、特に市民団体の方々と行政関係者との連携協働した取組を図るのは時間不足のようです。
そこで協議会事務局に窓口になってもらい、手賀沼の水環境に係わる行政の施策に対する改善案を市民団体の方々の現場での実績から提案をいただく仕組みを作ってはどうかと思い、本日、「手賀沼の水環境保全に係わる取り組み検討会」を開催しました。参加してくださった市民の方々、行政の方々、ありがとうございました。
会では現状について5件の報告があり、それを踏まえて行政が行っている「手賀沼の水環境保全に関する取り組み」一覧表にある事業について提案を行うという形で進めることになりました。
来年度の事業にすぐに反映していただくのはむずかしいのですが、こういう仕組みの試行錯誤により協働が進めばと思っています。また時期的には湖沼法の第6期以降の水質保全計画策定に当たって参考になればと思っています。