つくば地形教室「豪雨災害セミナー」

おなじみ池田宏先生の地形教室、今回は「豪雨災害セミナー」です。また次回以降で霞ヶ浦の地形を扱って下さるそうです。以下、池田先生からのメッセージです。

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昨年の豪雨による紀伊半島での斜面崩壊と新潟の五十嵐川の水害を学んで、豪雨に伴う地形変化が、時と所によって異なることを知りましょう。興味のある方はどなたでもどうぞおいでください。
参加していただける方は、前日までにお知らせいただければ幸いです。
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日 時:2012年3月16日(金)午後6時〜8時(〜9時までお茶会)
会 場:池田さんちの夢空間

1.村上 亘(森林総研):2011年台風12号豪雨に伴う新宮(熊野)川の中・下流域で発生した斜面崩壊の地形・地質的特徴
2011年9月上旬の台風12号の通過に伴う豪雨による斜面崩壊地形を現地調査と空中写真判読によって調べた結果、下流の熊野酸性岩類(花崗班岩など)地域と中流(本宮)の堆積岩(付加体)地域では崩壊の特徴が異なりました。また、最近の伐採跡地では崩壊は今回はあまり認められなかったことなどが判明しました。

2.池田 宏(元 筑波大学):新潟県五十嵐川の豪雨災害
2004年の新潟・福島豪雨による出水では下流左岸が破堤したわけ。昨年の連日の豪雨による出水では上流で破堤・越水・河岸侵食が多発したわけを、小型実験水路も使ってお話しします。
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お問い合わせは
池田 宏先生へ
tsrfh511アットybb.ne.jp