つくば地形教室「第32回石ころセミナー」

池田宏先生の地形教室のご案内です。
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つくば地形教室「第32回 石ころセミナー」  
日 時:2015年8月29日(土)午前10時〜12時
会 場:池田さんちの夢空間  午前9時半開場
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1.講演
木村克己(防災科研):山岳地域における地すべり発達と蛇行河川形状に認められる付加体の地質制約について:紀伊半島北部の事例を中心に
紀伊半島では平成23年台風12号豪雨で大きな斜面崩壊が多発しました。その斜面崩壊の大半が、脆弱化した泥質岩の多い流れ盤の山地斜面で発生したことが、これまでの各種の研究調査で明らかにされてきています。しかし、その泥質岩分布の広域的な広がりの規則性や付加体地質としての特徴については十分に議論されていません。
セミナーでは、台風12号豪雨による斜面崩壊と過去の地すべり発生地点の多くが付加体特有のスラストとそれに関連してせん断された泥質岩の卓越層準にあたることと、それらの帯状の構造に斜交する新規の断裂系に規制されていることを紹介します。河川の蛇行とその発達が
地すべりの生成と密接な関連を示していることにも言及したいとおもいます。
なお、この発表の地質学的研究の基礎は、紀伊半島北部で実施してきた地質調査(5万分の1「伯母子岳」図幅)と既存の研究成果に基づいています。

2.水路実験
池田 宏(元 筑波大):山川の地形変化を小型水路実験で探ろう
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参加いただける方は8月27日までに池田先生へお知らせください。
お問い合わせは
tsrfh511アットybb.ne.jp