Matiでの調査は天候にも恵まれ、また沿岸域情報に詳しい地元の保護団体の方や漁協の協力、それらの方々と日頃から共同されているJimenez先生のおかげで、とても順調に進みました。漁協さんが設定されている保護区のサンゴや海草の3Dイメージでの分布調査、そこから少し離れている、時々ジュゴンが餌を食べに来るとされている海草藻場の詳細なマッピングと、予定していた内容はほぼ完璧でした。
さらには、「ちょっと難しいよねぇ。」と思っていたジュゴンの動画撮影にも成功しました!泳ぎながら餌を食べている様子が鮮明に映っています。
下記は動画と同時に昨日撮影された、ジュゴンとその食み跡の写真です。機材は同行していただいた業者の方の、撮影は地元の保護団体の方が行ってくれました。来年は自らの撮影に挑戦したいと思います。素潜り、もっと練習しなくちゃ(ここではだいたい水深10mくらいで食べています)。