好評でした!陸水学会那覇大会

80年以上もの陸水学会の歴史の中で、初めて沖縄県で開かれた今年の大会。11月3日に一般公開にした底生動物(ベントス)同定会は、80人前後の参加者があったそうです。米軍の子供達も動物を持ち込んで参加してくれました。
公開シンポジウム「沖縄の陸水環境の現状と課題(学術と市民生活の視点から)」も好評で、マスコミからも取材がありました。琉球新報沖縄タイムスに掲載され、沖縄テレビでも放映されるそうです。下の写真は沖縄タイムスの記事です。

ベントス同定会はこれで3回目ですが、過去最大の参加者でした。また私の記憶では、陸水学会のシンポジウムの内容がここまでマスコミに取り上げられたことは、近年無かったように思います。
会員限定の巡検も、「自然科学だけでなく、風土や文化なども含め陸水環境を総合的に案内いただけてよかった」と学生さんには大変好評でした。英語だけの課題講演など、学術プログラムにも意欲的な挑戦が見られた大会でした。
会員の貢献もさることながら、陸水学会会員がいなかった沖縄県で会員になってくださり、大会実行委員会を組織してくださった地元沖縄のN先生、M様初め、関係者の方々に厚くお礼申し上げます。