昨日まで島根県に出張してました。
行きはJAL、帰りはANA。機内への案内は、まずサポートが必要な方や妊婦、子連れなど。次がプレミア会員。ここまでは両社とも同じでした。
一般客の搭乗順は、両社とも「機内での混雑緩和のため」と断って、JALは後部席の乗客を先に搭乗させていました。ANAは窓側席の乗客を先に搭乗させていました。
JAL式の場合、通路側の乗客が先に座ってしまうと、窓側の乗客が入るときに2名が通路に立つことになり、後部の乗客が座り終えるまでにかなり時間がかかっていました。それに対してANA式では、前の方の乗客が後ろの乗客より先に入っても、その乗客は通路に立つことなく通路側の座席前に立って自分の荷物を入れているので、前後を通じて人の流れが速やかでした。
こういったことは簡単なシミュレーションでどちらが効率がよいか計算できるはずなので、両社で違う方法が採用されているのは数学的に決めたのではなく、現場からの経験知で決めたからではないかと思います。シミュレーションしたらどっちが正解か、興味深いです。