インターネットの発達により、研究論文もネットからダウンロードできるものが増え、特に、誰でもアクセスできるオープンアクセスジャーナルが増えてきました(たとえばPLOS ONE)。一方でオープンアクセスジャーナルを発行し、掲載料によって不当に利益を得る悪質な出版社も増加中です。専門家による査読がないまま論文を載せ、学術雑誌としての質の保証が十分ではなく、単なる金儲けのために出版されている学術誌は「ハゲタカジャーナル」と称されています。
巧妙かつ執拗な勧誘メール、投稿後の取り下げに応じない(そのため、他の学術雑誌等に再投稿できない。二重投稿とみなされる。)、掲載料の急な値上げ等の被害も生じているそうです。
ポスドクの方々は1本でも多く論文を出版したいところだと思いますが、ハゲタカジャーナルにひっかからないよう下記などを参考に、投稿に当たっては十分に検討するようにしましょう。