ニホンミツバチの下痢便

下の写真は元気に出入りしているニホンミツバチの巣箱です。

これに対して2月になって出入りが減り、巣に戻っても中に入らず外で死んでしまう蜂が増えた巣箱では、糞による汚れが目立ちます。

ネットで調べたところアカリンダニ感染による下痢が疑われたので、思い切って天井を空けてメントールの状態を確認しました。全く無くなっていたので、慌てて30g投入しました。
昨年まで2シーズン続けて、アカリンダニ感染した群は最後は凍死で崩壊しました。それで今シーズンは万が一感染しても凍死しないようにしっかり防寒したため、容易に天井を開けられない状態でした。
考えてみれば蜂球は巣の下に形成されるので、天井から多少の隙間風が入っても気にしないでよいのかもしれません。来年は巣箱の天井が容易に開閉できる越冬対策にしようと思います。
感染群はまだ個体数は多いので、春までもてば感染していない世代が増え、崩壊を免れると期待しています。