ガリレオ

フジテレビで月曜21時から放映されている「ガリレオ」。原作は東野圭吾「予知夢」「探偵ガリレオ」。息子が面白がって欠かさず見るので、家事をしながらチラチラ眺めています。
福山雅治が演じる主人公・湯川学(36)は帝都大理工学部物理学科の准教授で、別名・変人ガリレオ
容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能。ぱっと見、完璧で、非の打ち所がないのに、実はものすごく変人という設定。どう変人かというと、「犯人や捜査に興味があるわけでは全くなく、事件として起きた現象そのものを解明し、証明することに意欲を燃やしているだけだったりする。」と番組HPでは解説されているけど、実際のドラマでは往々にして、まるで人間らしい感情がないような描き方をしているように見えます。
理工系研究者を「普通の人にはあるのに、この人たちにはない」みたいな描き方をするのは、例えば「不機嫌なジーン」でも感じたところ。何か、偏見があるような気がします。
こういう表現がテレビでたびたび流れると、下記の「理科離れ」がますます進行するような。。。

<国際学力調査>「理科に関心」最下位 数学的活用力も低下
12月4日18時25分配信 毎日新聞

 経済協力開発機構OECD)は4日、57カ国・地域で約40万人の15歳男女(日本では高1)が参加した国際学力テスト「学習到達度調査」(PISA)の06年実施結果を発表した。学力テストで、日本は数学的活用力が前回(03年)の6位から10位となり、2位から6位に下げた科学的活用力と併せ大幅に低下した。また、理科学習に関するアンケートで関心・意欲を示す指標などが最下位になり、理科学習に極めて消極的な高校生の実態が初めて明らかになった。