昨日ご紹介した「失敗百選」に「狂牛病」がありました。
2001年9月、東西ヨーロッパ以外の国では初めて、日本はBSE(牛海綿状脳症)発生国になりました。この時、人間への感染を防ぐために、牛を食用にするときには、生後30ヶ月未満の牛も含む国内全ての牛を検査対象としたそうです。その結果、2003年に生後21ヶ月と23ヶ月のBSE感染牛が見つかりました。
気になるのは、上記のような事実があるのに、生後30ヶ月以下の牛は自由に貿易されているようだということです。特にアメリカ産牛については、30ヶ月未満牛は検査されずに入ってきているかもしれません。日本でCJD患者が多発して、新たな「失敗百選」にならねばいいのですが。。。
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BSE安全基準「生後30か月以下」を採択…OIE
【パリ=中村宏之】家畜の安全基準を定める国際獣疫事務局(OIE、本部・パリ)は24日、パリで開催中の総会で、牛肉を自由に貿易するための条件として「生後30か月以下」という月齢制限を盛り込んだBSE(牛海綿状脳症)の安全基準の改正案を採択した。
(2006年5月25日13時34分 読売新聞)