追い込み

陸水学研究室自主セミナー「水コロキウム」は、28日が本年度最終回でした。アンカーはフィリピンから来ている博士1年のH君。フィリピンの汽水性洞窟に分布するカニ類を研究していて、発表の後は12月に現地で採ってきた水の分析方法を博士3年のT君と打ち合わせていました。
31日の修論締め切りを前に、修士2年のK君は早くも初稿を私に送ってくれて、私の方も速攻で添削して返送。締め切り前にもう一度見ることができそうです。
K君はかくも余裕だったので水コロキウムに参加していましたが、残り2名の修士2年はパスして執筆に専念。ただし実験室の片付けと分析手順などの引継日程については、コロキウム終了後、就活でお休みした1年のT君以外全員が私の部屋に集まって決めました。ついでに修士2年の追いコンの日程も。
日程を決める過程で、自然環境専攻の修士2年(もし全員参加だと36名)が、卒業旅行として伊豆温泉巡りを企画していることが分かりました。それくらいのお楽しみを作っておかないと、執筆に気合いが入らない?学生室にはどこも寝袋が転がっていて、どういう生活をしているのかおおよそ想像できます。それもあと2日。。。

PS:現在学部3年生でこのブログを読んでくれているとの学生さんが、陸水研への進学について相談したいとメールをくれました。その学生さんは日本最南端の国立大学におられるのですが、春休みに上京する機会があるので、できればその時にということでした。
来年度用の入試案内書には、修士入学を希望する学生さんは、希望する指導教官と受験の前に必ず相談してくださいと明記されます。大阪、東京、仙台で入試説明会を開きますが、全教員が参加するわけではありません。ですので、柏の近くに来られる予定がありましたら、事前にメールで申し込んでください。できるだけ対応いたします。