あとひとり

3人の修士2年のうち、昨日、2人目が修論第1稿を送ってきました。考察にまだ検討の余地がある感じですが、31日までには何とかなるでしょう。残るは1人。。。

最初に第1稿を送ってきたK君は、2月は修論を学術雑誌に投稿することに専念するそうです。このブログで宣言した「修士2年は11月までに投稿」は、私が赴任してようやく9ヶ月のこの学年には、さすがに無理なスケジュールだったようです。現在修士1年の学生さんには、11月には必ず投稿するスケジュールで進めてもらいたいと思います。

知人のA先生は私と近い分野を研究されていますが、毎年国際誌に10本前後掲載されているスーパーマンです。そのA先生の研究室は日本人学生より留学生の方が多く、特に博士課程には日本人の修士学生は進学しません。そんなA先生に修士論文の投稿はどうされているのか尋ねましたら、在学中に完璧な修士論文(特にデータ)を残すよう指導し、投稿論文は先生自らが書いてしまうそうです。

コンサルなどに就職する学生さんにとっては、自分で書くより国際誌に業績が1本でもある方がよいのかもしれません。ですが私としては、日本語でもいいから、在学中に自力で投稿論文をまとめるところまで到達してほしいと思っています。まずは来年度の修士研究の進行に期待したいところです。