粛々と研究

本学入試問題漏洩に関して、憶測で学生さんたちに迷惑がかからないかが不安でしたが、ブログなどでの批判も荒唐無稽なのは今のところひとつだけで、まずは安心。
とはいえ、もう二度とこういうことが起こってはいけませんので、公式発表以降は会議、会議の毎日です。対策ワーキングの先生方は、さらに大変です。あと10日足らずで本郷での入試説明会もあります。今年度の受験生に対して、どう説明するかも考えなければなりません。
これまで漫然と、不祥事が起こった企業や官庁などのニュース映像を眺めて来ました。自分が当事者になって初めて、その後がいかにいろいろ大変かが身にしみています。
こういう状態なので、「GCMSの設置作業は無事におわり、7日からは使用説明会です」と学生さんが報告に来てくれたりすると、とてもホッとします。GCMSはヘリウムのボンベを使うので高圧ガス関係の講習会を学内で受ける必要があるのですが、それも実験室の片付けの合間を縫って受けてきたようで、許可証5人分が届いていました。
陸水研の研究活動は、粛々と営まれているようです。