南極でダイビング

この冬に南極湖沼の調査に行く予定のH君、無事、労働潜水士免許を取得したとのことです。よかったね。せっかく行くのに潜れないなんて、つまらないですから。ただ、本当は私が行きたかったのにと思うと、ちょっと悔しいです。
専攻会議での雑談で、
「冬に3ヶ月程度、南極行きたいんですけど」
「何考えているんですか、修論発表とか入試とかがある時期に3ヶ月なんて」
それなら2年間学生取らなければいいやと思ったのですが、周囲の状況から、一人も取らないなんて言い出せなくなり。。。
代わりでもありませんが、今年から3年間はフィリピンのジュゴンの調査に行けます。今年は少額ながらいくつか予算がついたので、屋久島にもまた行けるかもしれません。うまくすれば年度後半に宍道湖に通うこともできそうです。
入試説明会の時に訪問してきた学生さんから「先生ご自身は、今、何を研究されてますか」と言われて回答に窮しました。大学に移ってからは産総研時代のように、自分のフィールドにサンプリングに行って、前処理して、測ってなんてこと全く無くなりました。そろそろ、そういう生活も取り戻したいところです。これまでは修論を投稿論文にするのに時間がかかってましたが、今年は学生さんが自ら積極的に進めてくれるのでずいぶん楽です。Hさんは和文投稿分はほぼ終えて、今頃は英文投稿に取り組んでいるはず。A君は既に和文は受理され、国際誌投稿の方針を相談するために、本日午前、現所属の生産研からうちまで来てくれました。あの、英語が足を引っ張ったA君がと思うと、感無量。
いろいろ順調な5年目の陸水研です。